ファミリー銭湯で、「塩サウナ」に入ってみました。初体験です。効能は、…確か、汗腺の脂肪分が溶け出す、と書いてあった気がします。
まずサウナ室に入って体を温め部屋の温度に馴染んだ後、どーんと山になって置いてある塩を掴んで体に塗ります。
腕に塗り、肩に塗ったあたりで、異変が。
暑い。というより、熱い。塗った塩が、チリチリと肌を焼くように熱いのです。初めに体が感じたのは、塩粒が熱い。しかし、塩が発熱するはずはないと、冷静に考え直して、部屋の温度が急に上がった?空調の風が強くなった?かと思いましたが、歩いて場所を変えても変わらない。空調、風当たりは関係なさそう。
ここで暑さに耐えられなくなり、サウナからは退場。
一体何故、塩が熱かったのでしょう?
もしかして、表面粗さが変わって層流境界層が破壊されたのでは?ゴルフボールはディンプルがある方が乱流が形成されて飛距離が伸びる、という話は聞いたことがありますが、それです。専門的には、「ムーディー線図」でまとめられている現象です。
単に、皮膚表面に付いた塩粒で受熱面積が増えたということもありそうですが、塩を塗った途端に熱と共に空調の風を感じた気もするので、やっぱり流れ場(境界層)も変わったのではないかと。
仮説です。確証はありません。
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