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執筆者の写真tomohisa kumagai

ChatGPTに、AIの質問

更新日:2023年3月16日

Open AI社からChat GPTが公開され、話題になっています。対話型AIボットです。


メールアドレスを登録してアカウントを作れば、誰でも無料でも使えます。

難しい学問の答えもある程度できるらしく、これを使ってそれっぽく論文を書かれたら、真偽を見破ることができない可能性すら話題に上がっています。

(本当にそんなに賢いの?)


そこで、今回は、AIについて質問してみようと思います。

(まずは、あちらの土俵で。後から機械工学、その次は内燃機関について、試してみたい。)


英語でも日本語でも使えるそうですが、英語の方が回答の質がよいらしい、というネット情報があったので、英語で使ってみます。


まずは挨拶してみる。


そうですか、呼び名はそのままChatGPTがよろしいと。ところで、ChatGPTは何で書かれているのでしょう?やっぱりPython?


やはりPython+TensorFlowだそうです。TensorFlowはもともとGoogleによって開発され誰でも使えるように公開されたわけですが、当のGoogleが、ChatGPTの登場によって、Web検索ツールのビジネスが減ってしまうのではと心配していると(確か、Wall Street Journalで)読みました。

  • ChatGPT含め、言語処理AIの登場でGoogleのビジネスが毀損されるリスクを心配している可能性があることは確か。一方で、機械学習やAI技術にGoogleは大きな貢献をした。TensorFlowは、規模の大小を問わず、様々な研究者、開発者、ビジネスでAI活用の裾野を広げた。オープンソースコミュニティと、Googleのような企業は、AIが社会の訳に立つ為の大きな役割を果たしている、と僕は信じる。

ここで、I believe that、などとしゃべるあたり、人間らしくてかわいらしい。そして、多少間違った英語でも、ちゃんと意味を捉えて会話を返してくれるところも良いです。


規模の大小を問わず、というのは本当にその通りで、今や弊社のような零細企業でも、個人でもAIが取り扱える時代です。


TensorFlowが無料で使える状況は、いつまで続くのでしょうか?いつか、課金されたりしまう心配はないのでしょうか?

  • 課金始めるという懸念は理解できるものの、(訳注:課金を始める時点で、ソースコードは非公開となる。)現状で、オープンソースコミュニティはAI技術の発展を強力に駆動しているし、多くの企業が、オープンソースプロジェクトに貢献するメリットを理解している。

  • TensorFlowを無料としたことで、Googleは、AIが社会に役立つ革新的な実用技術となる結果を導いた。

  • オープンソースコミュニティによるコラボレーションやイノベーションが実証されているので、将来に渡り、今のやり方が継続され、TensorFlowが有料となることは無いと、私は思います。

なるほど、今からクローズドソースにすると、オープンソースコミュニティの力を借りられなくなり開発が遅くなってしまう。そのような選択肢は取らないのではないかと。


今日のChatGPTは、しっかりとした専門家と会話しているようでした。事実を上げたうえで、自分の意見を述べてくれました。何といっても本人がDeep Learningですから、今日のような話題は得意なのでしょう。


対話ボットとしては、明らかに、従来のスマホ搭載のものなどと全くレベルが違います。「大変よくできました。」


次回は、ChatGPT自体のDeep Learning技術について、深堀して質問してみようと思います。

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